Lmessage Lステップ 2026.08/02

【2026年最新】LステップとL Message(エルメ)の違いを比較|どちらを選ぶべき?

LINE公式アカウントをもっと便利に活用しようと調べると、よく目にするのが「Lステップ」と「L Message(エルメ)」です。

どちらもLINE公式アカウントの機能を拡張できるツールですが、

  • 結局、何が違うの?
  • 自分の事業にはどちらが合う?
  • 料金が安い方を選んでも大丈夫?

と迷う方も多いのではないでしょうか。

私はこれまで、Lステップの代理店として数多くのLINE公式アカウント構築や運用をサポートしてきました。

現在はL Messageの認定代理店として、L Messageの構築や運用支援にも携わっています。

両方のツールを実際に扱ってきた立場から結論をお伝えすると、LステップとL Messageのどちらが優れているかを、一概に決めることはできません。

重要なのは、

自社が必要としている機能を満たしているのかと、それに毎月の費用が合っているか

という点です。

この記事では、LステップとL Messageの違い、それぞれに向いている事業者、選ぶ際に確認したいポイントを分かりやすく解説します。

LステップとL MessageはLINE公式アカウントの拡張ツール

LステップとL Messageは、どちらもLINE公式アカウントと連携して使用する「LINE拡張ツール」です。

通常のLINE公式アカウントにも、一斉配信、チャット、クーポン、ショップカードなどの機能がありますが

LINE公式アカウント単体では、友だち一人ひとりの行動や興味に合わせた細かな配信や、予約・顧客管理などを行うには限界があります。

そこで登場するのがLステップやL Messageといった拡張ツールです。これを連携することで

  • 友だちの属性や行動に合わせた配信
  • 決められた順番でメッセージを送るステップ配信
  • アンケートや申込フォームの作成
  • タグを使った顧客管理
  • 友だち追加経路の計測
  • 予約受付やリマインド
  • リッチメニューの出し分け
  • URLのクリック計測
  • 個別チャットの管理

LINE公式アカウントを単なる配信ツールではなく、集客・予約・販売・顧客管理に活用するための痒いところに手が届くより良いLINEビジネス活用が可能になります。

LステップとL Messageの違い

LステップとL Messageの違いを簡単にまとめると、次のようになります。

Lステップは、友だちの行動を細かく計測し、データを分析しながら配信内容を改善していくマーケティングをしっかりと行う運用を得意としています。

一方、L Messageは、配信機能だけでなく、予約、フォーム、商品販売、決済、顧客対応など、LINEを使った日常業務をまとめて効率化しやすいBtoBやBtoスモールBへの対応が得意なツールです。

Lステップの特徴

高度なマーケティングと分析が得意

Lステップの大きな強みは、詳細な配信設計と分析機能です。

例えば、次のような情報を集め、分析しながらLINE運用を改善できます。

  • どの流入経路から登録したか
  • どのメッセージを開封したか
  • どのURLをクリックしたか
  • どの属性の人が申し込んだか
  • 配信から成約まで、どの導線を通ったか

複数の条件を組み合わせた配信や、高度なマーケティング施策を行いたい企業には、非常に有力な選択肢です。

プランによって使える機能が異なる

Lステップには、フリー、スタート、スタンダード、プロなどの料金プランがあります。

利用したい機能によっては、スタンダードプランやプロプランへの加入が必要です。

また、Lステップの利用料金とは別に、LINE公式アカウント側の利用料金が必要になる場合があります。

そのため、ツールを選ぶ際は月額料金だけでなく、実際に使いたい機能がどのプランに含まれているかまで確認することが大切です。

高機能だからこそ設計力も必要

Lステップには多くの機能がありますが、導入しただけで成果が出るわけではありません。

何を計測するのか、どのタイミングで何を配信するのか、取得したデータをどのように改善へつなげるのかを、事前に設計する必要があります。

高機能である分、設定が複雑になりやすく、運用担当者が機能を理解していないと、作った仕組みを使いこなせないケースもあります。

L Message(エルメ)の特徴

予約・申込・販売までまとめて管理しやすい

L Messageには、LINE運用に必要なさまざまな機能が搭載されています。

主な機能には、次のようなものがあります。

  • 一斉配信・予約配信
  • ステップ配信
  • 1対1チャット
  • タグ管理
  • アンケート・申込フォーム
  • 友だち追加経路の分析
  • リッチメニューの出し分け
  • サロン・面談予約
  • レッスン予約
  • イベント予約
  • 単品商品・継続商品の販売
  • Googleカレンダー連携

美容院やサロンの予約、個別相談、セミナー、スクール、イベントなど、業種やサービスに合わせて予約機能を使い分けられます。

予約後のリマインドや、参加後のフォロー配信も設定できるため、予約受付だけでなく、その前後の流れまで自動化できます。

日常業務をLINEにまとめやすい

L Messageは、LINEでの集客だけでなく、日常的な顧客対応を効率化しやすい点が特徴です。

例えば、フォームに入力された情報を顧客データとして保存し、回答内容に応じてタグを付けたり、別のメッセージを送ったりできます。

また、フォームの回答をGoogleスプレッドシートへ反映することも可能です。

単品商品や継続商品の販売にも対応しているため、サービスによっては、申込みから決済、その後の案内までをLINE上でつなげられます。

スマートフォンでも確認・対応しやすい

L Messageは専用のスマートフォンアプリに対応しています。

外出中でも、個別チャットへの返信、予約状況の確認、顧客情報の確認などができます。

パソコンを開ける時間が限られている個人事業主や、店舗で接客を行う美容院・サロンなどにとって、スマホで日常的に運用しやすい点は大きなメリットです。

LステップとL Messageは何が一番違う?

両者の一番大きな違いは、機能の有無というよりも、何を中心にLINEを活用するかです。

Lステップは分析を重視したマーケティング向き

次のような運用をしたい場合は、Lステップが向いています。

  • 複数の広告やSNSから友だちを集めている
  • 流入経路ごとの成約率を細かく分析したい
  • 多数の商品や顧客層に合わせて配信を分岐したい
  • 専門のマーケティング担当者がいる
  • データを見ながら継続的に改善できる
  • ツールの月額費用より分析精度を優先したい

Lステップは、配信から成約までの行動を細かく把握し、マーケティングを改善したい事業者に適しています。

L Messageは予約や顧客対応の自動化向き

次のような運用をしたい場合は、L Messageが向いています。

  • LINEから個別相談や来店予約を受け付けたい
  • 予約確認やリマインドを自動化したい
  • フォームの回答と顧客情報をまとめたい
  • LINE上で商品やサービスを販売したい
  • スマートフォンから顧客対応を行いたい
  • なるべく固定費を抑えながら必要な機能を使いたい
  • 一人または少人数で運用している

高度な分析よりも、予約受付や日常業務の効率化を優先する場合は、L Messageの方が使いやすい可能性があります。

Lステップが向いている人

広告や集客経路を細かく分析したい人

複数の広告、SNS、ホームページ、店舗などから友だちを集めている場合、流入経路ごとの反応や成約率を把握することが重要です。

計測したデータを使って広告や配信を改善できる体制があるなら、Lステップの高度な分析機能を活かせます。

大規模なリストに対して細かな配信を行いたい人

友だち数が多く、商品、属性、購入状況などに応じて細かく配信を分けたい事業者にも向いています。

ただし、細かな設定を増やすほど管理は複雑になるため、運用担当者や外部の構築者が必要になる場合があります。

月額費用より分析と改善を重視している人

必要な分析機能を活用し、その結果が売上につながっているのであれば、上位プランの費用にも意味があります。

Lステップは、上位プランが高いから悪いのではありません。

上位プランの機能を使って、費用以上の成果を得られているか

という視点で判断することが大切です。

L Messageが向いている人

個人事業主や小規模事業者

一人または少人数で事業を運営している場合、高度な分析よりも、予約、申込み、リマインド、顧客対応などを自動化する方が、業務負担の削減につながることがあります。

使わない機能のために上位プランを契約するのではなく、実際の業務に必要な機能が揃っているツールを選ぶことが重要です。

美容院・サロン・先生業・コンサルタント

予約受付が必要な業種では、L Messageの予約機能を活用しやすいでしょう。

  • 美容院・エステ・整体などの店舗予約
  • コンサルタントや士業の個別相談
  • 講師・スクールのレッスン予約
  • セミナーやイベントの申込み

このような予約をLINEから受け付け、確認、リマインド、その後のフォローまでつなげられます。

LINEを日常的な顧客対応にも使いたい人

個別チャット、顧客情報、予約状況などをスマートフォンで確認したい場合にも向いています。

外出や接客が多く、常にパソコンを開いて運用できない方にとっては、スマートフォンで確認できることも重要な選定基準です。

料金だけで選ばないことが大切

ツールを比較するときは、どうしても月額料金に目が向きます。

しかし、安いツールを選んでも、必要な機能がなければ別のシステムを追加することになり、結果的に費用が増える場合があります。

反対に、高機能なプランを契約していても、使っているのが一斉配信、ステップ配信、予約受付だけであれば、費用に対して機能が過剰かもしれません。

確認したいのは、次の3点です。

1.現在、本当に使っている機能は何か

契約しているプランの機能一覧ではなく、実際に毎月使用している機能を書き出してみましょう。

2.機能があるだけでなく、実際に運用できているか

「いつか分析したい」「将来使うかもしれない」という理由だけで、上位プランを続けているケースもあります。

機能があっても、分析や改善に使う時間がなければ成果にはつながりません。

3.月額費用に見合う成果が出ているか

ツールの料金だけでなく、構築費、運用代行費、担当者の作業時間も含めて確認します。

その費用によって、予約数、成約数、リピート率、対応時間などがどれだけ改善したかを考えてみましょう。

すでにLステップを利用している場合の判断基準

現在Lステップを利用しているからといって、必ずL Messageへ乗り換えた方がよいわけではありません。

Lステップの分析機能を活用し、広告や配信の改善につなげている場合は、そのまま継続する価値があります。

一方で、次のような状態であれば、プランやツールを見直してもよいでしょう。

  • スタンダードプランやプロプランの機能を把握していない
  • 分析画面をほとんど見ていない
  • 構築後に配信内容を改善していない
  • 予約受付と一斉配信しか使っていない
  • 毎月の固定費が負担になっている
  • 構築した人しか設定を変更できない
  • 現在の事業に合わない導線が残っている

この場合は、L Messageへの移行だけでなく、LINEの導線そのものを見直す機会にすることをおすすめします。

LステップからL Messageへ乗り換える際の注意点

LINE拡張ツールを変更する場合、すべての設定をボタン一つで移行できるわけではありません。

LINE公式アカウントの友だちは、一定の条件を満たせば、同じアカウントを活用して移行できる場合があります。

しかし、次のような内容は確認や再構築が必要です。

  • タグ
  • 友だち情報
  • ステップ配信
  • 自動応答
  • リッチメニュー
  • 予約設定
  • フォーム
  • 流入経路
  • 外部サービスとの連携
  • 分析用の設定

現在の構築内容やLINE公式アカウントの状態によって、移行できる範囲は異なります。

そのため、現在のLステップを解約する前に、移行可能なデータと再構築が必要な設定を確認することが大切です。

まとめ|自社に必要な機能から選びましょう

LステップとL Messageは、どちらもLINE公式アカウントを便利にする優れたツールです。

Lステップは、高度な配信設計やデータ分析を行い、マーケティングを継続的に改善したい事業者に向いています。

L Messageは、配信に加えて、予約、フォーム、商品販売、決済、顧客対応などをまとめ、日常業務を効率化したい事業者に向いています。

大切なのは、知名度や機能数だけで決めることではありません。

自社が実際に必要とする機能を、無理なく運用できる費用で利用できるか

という基準で選びましょう。

私は元Lステップ代理店として、これまで数多くのLステップ構築に携わってきました。

現在はL Message認定代理店として、LINE公式アカウントの構築・運用支援を行っています。

どちらか一方を否定するのではなく、現在の運用状況や事業内容を確認したうえで、それぞれの事業に合った方法をご提案しています。

「Lステップの上位プランを使いこなせているか分からない」

「毎月の固定費を見直したい」

「L Messageへ変更した場合、何ができるか知りたい」

という方は、マコナビのLINE公式アカウントからご相談ください。

現在の設定と利用機能を確認し、ご要望に合わせてLステップの継続、プラン変更、L Messageへの移行どれが最適なのかを一緒に整理しましょう。

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